「うらやましいぜ、凛助!タイマンの申し込みが増えるんだからよ!わははは!」
「それより問題は、龍星軍への加入申請だ。これ以上、妙なガキを増やすなよ、凛道?」
「そうよ~?全部1人で抱え込まないで、副総長に丸投げしてもいいんだからねぇ?可児ちゃんなら、喜んで凛ちゃんのために働わ!幡随院ちゃんも、関山ちゃんもね!ああ~愛される総長って素敵!BLみたーい!」
「腐女子発想やめろよ、モニカ。高千穂も忘れるな。凛たん、女友達との付き合いもきちんとしろよ?みんな公平に、大事に扱うことー!」
「まぁ、困ったことがあれば、いつでも相談しろよ、凛?俺がいるからな?」
「あ・・・ありがとうございます・・・」
(・・・・やること多いな、私・・・)
お兄ちゃん達に言われて気づく。
(どれだけ自分が、問題を抱えているか・・・)
凛道蓮になってから、どれだけの修羅場を経験したことか。
(でも、悪いことばっかりじゃなかった。)
カンナさんと言う初めての女の子の友達ができた。
私の正体を知った上で、秘密にしてくれるヤマトという人生初の男友達もできた。
涼子ちゃんという、共通点のある友達もできた。
真面目な可児君に、人懐っこいちーちゃん、放っておけないつなぐに、いつも怒ってる円城寺君と、フォローの上手い秀君と、元気な悠斗君という友達もできた。
瑞希お兄ちゃんのために、凛道蓮になったことを後悔はしてない。
してないけど・・・・
(寝不足と戦う生活にもなったわよね・・・・)
いやいや、だけどその分、時間の使い方は上手くなったよ。
瑞希お兄ちゃんと会うため、上手に嘘をつくこともできるようになったけどね。


