「とりあえず、一件落着ですよね、瑞希お兄ちゃん?」
「そうだな。つーか、お前も結構図太くなったよなぁ~凛?お兄ちゃんにぐらい、録音・録画をしていた真実を語っていいと思わねぇのか?」
「察してんなら聞くなよ、瑞希。かまってちゃんかよ、オメーは?」
「どちらにせよ、MESSIAHは滅んだ。しばらくは、半グレの類は大人しいだろう。夏休みの期間限定だった凛道の夜回りパトロールも今日で終わりだ。清々する。」
「わははは!今回は、なかなか面白かったぜ!またXとかいうやつ出てこねぇかなぁ~!」
「そんなことより凛ちゃん!まさかとは思うけど~丸山って言う若いホームレスさん、凛ちゃんの好みだったりしないわよね!?」
「え?違いますよ。」
ストローでジュースを吸う私に、サラダを食べていたモニカちゃんが聞いてきた。
「ホントに!?凛ちゃんに対して、かなり体張って頑張ってくれたんでしょう!?痴女と勘違いしたミクちゃんに水までかけて応戦したりして!」
「あ、あれは、本当にタイミングの悪い勘違いで、丸山さんに悪気はなかったんですよ!現に、ミクお姉さんに直接会ってスライディング土下座をする気で本気の謝罪をしたいと言ってますし・・・・だから、えーと、連絡先とかを~・・・」
「んなことしなくていいよ!気にすんな!」
「え!?・・・・瑞希お兄ちゃんがそう言っても・・・・ミクお姉さんがそうとは限らないじゃないですか・・・?」
いじわるではなく、ちゃんと区別した上で鈴音ミクを演じた人に伝える。
「丸山さん、すごく自分を責めてましたから。直接会って、謝る機会を作ってほしいと頼まれたのに・・・」
「引き受けたのかよ!?」
「はい、だから調べようと~」
「しなくていい!お兄ちゃんが上手くコンタクトとるから!」
「え!?瑞希お兄ちゃんがですか!?」
「そ、そうだよ!丸山ってホームレスには、本人は気にしてないって伝えとけ!会わなくても、MESSIAH逮捕の活躍を知ってるから、良い人だってわかってるから謝罪は必要ないって言い聞かせて納得させて来い!いいな!?」
「・・・それもそうですね。わかりました。」
感心する顔を作りながら、首を縦に振って答える。
女装したくないだろうと予想はしていたが・・・
(私が考えてたような面会拒否の理由を、瑞希お兄ちゃんも出してくるとは・・・・)
気が合いますね、私達・・・♪
まさにラブラブ!!
相性ピッタリで、仲良しじゃないですかぁ~♪
〔★その相性、恋愛とは限らない★〕


