彼は高嶺のヤンキー様5(元ヤン)




「だったら、丸山さんへのお土産、ガリガリ君にします。空き缶集めで汗かいてそうですから。」

「その丸山さんだけどよ、凛の話が本当なら・・・・裁判の期間中だけでも、福祉の援助を受けてくんねぇかなぁ~」

「え!?それってMESSIAHの件を、裁判にする時の話ですか!?」

「おう。マスコミに流れたし、保護したガキ達の生活もあるから、さっさと動くらしい。」

「では、裁判の間だけと言うのは?」

「役所の助けで住む家を契約して、仕事を見つけて、自立して社会復帰したとなれば、裁判での手続きもスムーズになるはずだ。証人としても印象が良いから、被害者にとっても有利になる。住所不定無職のホームレスよりも、家と定職のある人間の方が第一印象が良いからな。」

「なるほど・・・今は、裁判員裁判もありますからね。正直今回の件、証拠はたくさん用意しましたが・・・・もみ消す奴がいるというので、ちょっと心配なんですが・・・?」

「安心しろ。今はネット社会で、なんでもアップする時代だぜ?それに誰かさんが録音してくれたMESSIAH達、半グレ達の犯罪自白を、どなたさんかが上手に編集しているから、裁判で使う際にも不自然な点はないほど被害者に有利に仕上がってるって噂だぜ?」

「よかった・・・それなら安心してMESSIAHを地獄に落とせますね?」

「誰だろうな、凛?ちゃっかりと、MESSIAHのメンバーの犯行の自白を録画したお手柄な未成年は?」

「本当ですね~録画した未成年が誰かわからないように、黒子ファイブの4号さんに編集するように命じた人はすごいですよ!あ、もちろん、4号さんは優秀ですよね!」

「お前らの会話、しらじらしいねぇ~?」



笑顔で話す瑞希お兄ちゃんと私に、パピコのアイスを吸いながら呆れる烈司さん。




〔★最近、2人は似てきている★〕