彼は高嶺のヤンキー様5(元ヤン)




「どういたしまして、凛たん♪」

「ついでにぃ~黒子ファイブ、頑張ったわよね~?」

「決まりを破った凛道を、助けってやったのはどこの誰だ?」

「わはははは!言うことあるよな~!?」

「うっ!・・・も、もちろん、黒子ファイブのみなさんにも感謝してます!本当にありがとうございました!」



請求され、親切な先輩方(?)にお礼を述べる。



「凛たんのお礼の言葉、2号に伝えとくぜ?きっと喜ぶぞ~?」

「あたしも、あたしも!凛ちゃんのためなら当然よ!って、3号さんなら言うわねぇ~」

「フン・・・礼が言えたことだし、次回も助けてやるように4号に頼んでおいてやろう。」

「わははははは!5号様は24時間いつでも戦えるぜ~!!」

「よ、よろしくお伝えください・・・」



あくまで別人を通すので、私もそれに合わせることにする。



〔★凛は茶番に付き合った★〕



「しっかし・・・今年の夏はいろいろあったな、凛?」

「そうですね・・・濃かったですね・・・」



思い返せばいろいろあったけど、無事に終わってよかった。



(夏休みも今日で終わりか・・・)



明日からまた、菅原凛の日常が始まる。

正直、渕上達と顔を合わせるのは嫌。

出来ることなら行きたくないけど、そうもいかない。



(私の夏休みの宿題、絶対返してもらわなきゃいけないからね・・・!!)



取り返さないと、夏の努力が無駄になる。

私はいじめっ子達に楽をさせるために、宿題を頑張ったんじゃない!



(それをあいつらは~お金まで盗って!)




カツアゲよ!強盗よ!立派な犯罪よ!

お金あるくせに、なんで私からお金盗るの!?




〔★いじめだからするのだろう★〕