彼は高嶺のヤンキー様5(元ヤン)




いたれりつくせりの対応に、居心地の悪さを感じていれば、瑞希お兄ちゃんに聞かれた。




「凛、今夜どうする?」

「モグモグ・・・・どうといいますと?」

「ここに泊まるかだよ。泊まってくよな?」

「泊まります!」



瑞希お兄ちゃんのお誘いに、首を縦に振りながら即答する。

両親には、宿題が間に合わない友達を助けてくると伝えて来た。

自分の娘は出来る子、頼られる子のふりをするだけで、快くOKしてくれた。

ウソはよくないけど、今日ここに来ることは、私の人生にとっては重要なこと。

瑞希お兄ちゃんと過ごす時間があるから、今を頑張れてるから、これはついてもいいウソ。

嘘も方便ということわざもあるもんね♪



〔★凛の悪知恵が2上がった★〕



私の返事を受け、周りの先輩達もさわがしくなる。



「凛たん、泊まるのか?だったら夜は、ホラーDVD見る?」

「ゾンビ以外でお願いします。」

「1人でお風呂は心細いでしょうから、モニカちゃんと一緒に入ろうね!?」

「1人で大丈夫です。」

「寝坊しないように起こしてやろう。」

「え!?怖・・・いえ、1人で起きれます。」

「わははは!寝る前に枕投げだな!ジョーカーアイテムとして目覚まし混ぜるぞ!」

「絶対怪我するから嫌です!」

「お前ら!凛の意見を尊重しろ!」

「「「「えー!?」」」」

「『えー!?』じゃねぇよ!このばか共は、俺が見張ってるから安心しろよ、凛!」

「ありがとうございます、瑞希お兄ちゃん。」



かばってくれた好きな人にお礼を言えば、ヘビースモーカーが絡んできた。



「凛たん、俺らには~?」

「あ・・・・烈司さん、モニカちゃん、獅子島さん、百鬼さんも、ありがとうございます!」



感謝を伝えれば、ニンマリする先輩達。