いたれりつくせりの対応に、居心地の悪さを感じていれば、瑞希お兄ちゃんに聞かれた。
「凛、今夜どうする?」
「モグモグ・・・・どうといいますと?」
「ここに泊まるかだよ。泊まってくよな?」
「泊まります!」
瑞希お兄ちゃんのお誘いに、首を縦に振りながら即答する。
両親には、宿題が間に合わない友達を助けてくると伝えて来た。
自分の娘は出来る子、頼られる子のふりをするだけで、快くOKしてくれた。
ウソはよくないけど、今日ここに来ることは、私の人生にとっては重要なこと。
瑞希お兄ちゃんと過ごす時間があるから、今を頑張れてるから、これはついてもいいウソ。
嘘も方便ということわざもあるもんね♪
〔★凛の悪知恵が2上がった★〕
私の返事を受け、周りの先輩達もさわがしくなる。
「凛たん、泊まるのか?だったら夜は、ホラーDVD見る?」
「ゾンビ以外でお願いします。」
「1人でお風呂は心細いでしょうから、モニカちゃんと一緒に入ろうね!?」
「1人で大丈夫です。」
「寝坊しないように起こしてやろう。」
「え!?怖・・・いえ、1人で起きれます。」
「わははは!寝る前に枕投げだな!ジョーカーアイテムとして目覚まし混ぜるぞ!」
「絶対怪我するから嫌です!」
「お前ら!凛の意見を尊重しろ!」
「「「「えー!?」」」」
「『えー!?』じゃねぇよ!このばか共は、俺が見張ってるから安心しろよ、凛!」
「ありがとうございます、瑞希お兄ちゃん。」
かばってくれた好きな人にお礼を言えば、ヘビースモーカーが絡んできた。
「凛たん、俺らには~?」
「あ・・・・烈司さん、モニカちゃん、獅子島さん、百鬼さんも、ありがとうございます!」
感謝を伝えれば、ニンマリする先輩達。


