「皇太子とその愛人の不倫が、ダイアナとの結婚後も続いてることがイギリス国民にばれた時に、当時は愛人だった妻が街を歩いてたんだよ。その時に、市民達が愛人本人だって気づいて、このやろう~って怒っちまって、店で買った菓子パンをみんなで投げつけたらしい。だから、俺らはあの女を菓子パンって呼ぶことにしたんだ。」
「菓子パン達が可哀想!!」
「フン・・・カンガにも、菓子パンのような立ち回りの良さがあればな・・・。」
「バカ!伊織!余計なこと言うな!」
「え?なんですか、瑞希お兄ちゃん、獅子島さん??」
「いや!なんでもない、なんでもない、凛!」
「チッ・・・!人間の心配はしないのかという話だ、凛道。」
「してますよ!パンをぶつけた人達は、罪に問われたんでしょうか?」
「そっち!?凛の気持ち、わからなくはないけどよ!」
「わははは!ぶつけた奴ら、どうなんだ!?伊織~!?」
「そこまでは知らん。被害者とはいえ、菓子パンは味方が少ないからな。ぶつけた加害者側は大目に見られたんじゃないか。」
「そのネタが、モニカはお気に入りでな。大爆笑で怒らなかったからそう命名したんだよ。」
「それで菓子パンですか・・・」
「わははは!パンツってあだ名よりもウケてたよなぁ~!?」
「パンツ!?みなさん、菓子パンには、パンツってあだ名もあるんですか!?」
「ははは。違うよ、凛たん。皇太子のことだよぉ~」
「なんだ・・・びっくりしたぁ~!てっきり、そんなセクシーな・・・って、皇太子殿下のあだ名なんですか!?」
「俺らはそう呼んでるぜ、凛。」
「さっきは呼んでましたよね!?」
「時々、呼ぶのが恥ずかしくなるんだ。」
「呼ばなきゃいいじゃないですか!?」
〔★聞く方も堪えがたい★〕


