彼は高嶺のヤンキー様5(元ヤン)




「皇太子とその愛人の不倫が、ダイアナとの結婚後も続いてることがイギリス国民にばれた時に、当時は愛人だった妻が街を歩いてたんだよ。その時に、市民達が愛人本人だって気づいて、このやろう~って怒っちまって、店で買った菓子パンをみんなで投げつけたらしい。だから、俺らはあの女を菓子パンって呼ぶことにしたんだ。」

「菓子パン達が可哀想!!」

「フン・・・カンガにも、菓子パンのような立ち回りの良さがあればな・・・。」

「バカ!伊織!余計なこと言うな!」

「え?なんですか、瑞希お兄ちゃん、獅子島さん??」

「いや!なんでもない、なんでもない、凛!」

「チッ・・・!人間の心配はしないのかという話だ、凛道。」

「してますよ!パンをぶつけた人達は、罪に問われたんでしょうか?」

「そっち!?凛の気持ち、わからなくはないけどよ!」

「わははは!ぶつけた奴ら、どうなんだ!?伊織~!?」

「そこまでは知らん。被害者とはいえ、菓子パンは味方が少ないからな。ぶつけた加害者側は大目に見られたんじゃないか。」

「そのネタが、モニカはお気に入りでな。大爆笑で怒らなかったからそう命名したんだよ。」

「それで菓子パンですか・・・」

「わははは!パンツってあだ名よりもウケてたよなぁ~!?」

「パンツ!?みなさん、菓子パンには、パンツってあだ名もあるんですか!?」

「ははは。違うよ、凛たん。皇太子のことだよぉ~」

「なんだ・・・びっくりしたぁ~!てっきり、そんなセクシーな・・・って、皇太子殿下のあだ名なんですか!?」

「俺らはそう呼んでるぜ、凛。」

「さっきは呼んでましたよね!?」

「時々、呼ぶのが恥ずかしくなるんだ。」

「呼ばなきゃいいじゃないですか!?」



〔★聞く方も堪えがたい★〕