「瑞希、どんな着ぐるみだよ~?」
「みーちゃん!教えて~!」
「さっさと言え、瑞希。」
「わはははは!」
長年の付き合いでわかっていた。
早く白状したのが楽なので、恥をしのんで素直に伝える。
「くっ・・・・ひ、羊・・・・」
「「「「ひつじ?」」」」
これにより、本日2度目の大爆笑が起こった。
「ぎゃははは!羊って!?ぎゃはははは!」
「きゃはははは!いやーん、食べて下さいって言ってるみたいじゃなーい!?」
「わははは!スケベだな、瑞希~!?わはははは!!」
「くっくっくっ!ラブホテルでそのチョイスか・・・欲求不満め。」
「ざけんな馬鹿野郎!着ぐるみにしたのは、女装を誤魔化せるからだぞ!羊なら、モコモコして誤魔化せるだろう!?」
「馬鹿者。凛道でなければ、食べて下さいと解釈されているところだぞ?」
「凛たんの反応は、どうだった?」
「わははは!興奮してたか、おい!?」
「ラブホテルだってことさえ気づいてなかったよ!」
「あん、さすがあたしの凛ちゃ~ん!」
「オメーのじゃねぇーよ!ばーか、ばーか!!」
「つーか、マジな話。凛たんとベッドで寝て、何もなかったのかよ?」
「なかったよ!」
言って後悔する。
「マジで一緒に寝たのかよ!?」
「う!?」
(しまったー!言っちまったよぉ~!!)
〔★瑞希は墓穴を掘った★〕
「お前、いくら凛道にバレとらんと言ってもな・・・」
「わははは!ミクでも凛助と添い寝したいのかよぉ~!?どんなプレイだぁ~!?」
「うるせぇよ、馬鹿助!!」
「凛ちゃん、みーちゃんを追っかけたりしなかったの?可愛い顔してケダモノみたいならなかったぁー?」
「ねぇーよ!つーか、逃げるばっかしてたわ、ボケ!?」
「「「「逃げる?」」」」
「あ。」
再び後悔する。
(失言が多すぎるぜ、俺・・・!!)
「逃げたって瑞希・・・瑞希お姉さんならぬ、ミクお姉さんから、凛たんは逃げたのか?」
「だったらなんだよっ・・・!?」
そう言えば、烈司達の顔から卑猥な空気が消える。
「瑞希。」
「な、なんだよ?」
「お前、色気が足りなかったんじゃねぇーのか?」
「なんでだよ!?」
真剣な顔になったので何を言うのかと思えば、女装に関するダメ出しだった。
〔★しかも辛口評価だ★〕


