「ぷっくっくっくっ!ペンギン!くっくっくっ・・・!」
「伊織が笑った。あの伊織が笑うとか・・・超大ウケじゃねぇか。」
「てか、あたしもチョー気になるぅ~!」
「わはははは!詳しく聞かせろや。瑞希!」
(そうなるよな・・・・!)
案の定、奴らはペンギンについて要求してきた。
話を止めるはずが、話のネタを提供しちまったらしい。
それでもなんとか、かわそうと試みるのだが・・・
「ぬ、濡れたから、着替えただけだ!」
「はははは!ペンギンに!?どんな着がえだよ!?」
「うっせぇ!ドン・キホーテで売ってる着ぐるみだ!」
「くっくっくっ!瑞希・・・凛道のペンギン姿が・・・ぶくくく!見たかったのか・・・!?」
「俺じゃねぇ!凛の意志だ!」
「なに!?つまり凛たんが、自分で選んだのか?」
「やだ、可愛い!萌えるわ~♪ねぇ、凛ちゃんの写真は!?インスタした!?」
「撮るわけないだろう!?」
「くっくっ!使えん奴だ・・・ペンギンを撮影せんなど、もったいない・・・!」
「ほしいのか、伊織!?」
「ブフォ!くく・・・・脅しに使える。」
「あったとしても、お前にだけはやらねぇ!」
「わはははは!」
ますます興味を持たれ、食いついてくるツレ達。
それは凛だけでは、終わらなかった。
「瑞希は、なにを着たんだよ?」
「お、俺は別に・・・」
「スリップ入りのチャイナか!?わははは!」
「え~絶対領域がポイントのミニスカメイド服が可愛いじゃない?」
「AKB的な服だろう。微妙にパンチラしないじゃないか。」
「俺は断然、キャビンアテンドントだな。」
「何で下半身が無防備なもんばっかりあげんだよ!?俺も着ぐるみだ、馬―鹿!!」
「「「「どんな?」」」」
(しまった!)
スムーズに誘導尋問され、自爆してしまった自分に後悔する。
つーても、口にした以上、もうごまかしは聞かない。


