彼は高嶺のヤンキー様5(元ヤン)




携帯をポケットにしまいながらヤマトに伝える。



「カンナさん・・・ちーちゃんがやったことを、僕がやったと勘違いしてました。」

「うはは!凛がしたってことにした方が、かっこええんとちゃうか~?」

「勝手に、器物損害罪をつけないでください!」

「うははは!今回のながちゃん、やらかしたのはそれだけなんかいなー!?」

「え!?あー・・・まぁ、あれは正当防衛が認められると思うし・・・うん、器物損害罪と公務執行妨害だけかな・・・」

「うははは!暴行罪とか傷害罪やのーて~!?」

「な、なんでそれを!?」



〔★見てないヤマトの方がわかってた★〕



「うははは!勘や、勘!ほな、今回の武勇伝、聞かせてもらいまひょか~!?」

「武勇伝よりも、恋愛面を聞いてほしいんですが・・・・。」

「なんや~!?『ラブ』だけに、ト『ラブ』ルったかぁー!?うははは!」

「実はですね・・・」

「そこはスルーせんと、リアクションとろうや?」



ヤマトのダジャレと抗議を聞き流しながら話す。

知らなかったとはいえ、好きな人とラブホテルで一夜を過ごしたこと。

周りから見れば、アツアツのカップルと思われそうな既成事実にドキドキした。

その上で、女の子だとバレなかったことに、ホッとするべきだったけど・・・




「うははは!瑞希はん、年下のはNGゆーたんか!?」

「そう言われた・・・念押しで、言われました・・・」



人生最大のダメージを話す。

下手したら、私の恋物語は、思いを伝えることなく終了するのかもしれない。

深刻な思いで相談したのだが・・・



「うはははは!それがどないしたっちゅーねん!?」



やつは・・・カチューシャつけたグラサンの関西人は笑い飛ばしやがった。



〔★態度がNGだ★〕