「そりゃあねぇーぜ!!俺、マジなんだぞ!?」
「私もマジで嫌なの。」
「つれないこと言うなよ~!何でも好きなもの買ってやるからさ~」
「あーお腹すいた。」
「何食べたい?フルーツ盛り?ケーキ?アイスクリームがいいか?」
パチンと指を鳴らせば、食べ物がどんどん机に並んでいく。
ミクお姉ちゃんすごい・・・!
(自主的にみつがせるなんて!!)
〔★女子力全開だ★〕
頼んでもないのに出てくる食べ物。
「シャンパンとワイン、どっちが良い?バーテンもいるから、好きなドリンクも作らせるぜ?」
そんなに俺の気を引きたいのかと思うとうんざりする。
(凛に、俺が真田瑞希だったバレなかったことはいいが・・・)
「とりあえず、コニャックで乾杯しようぜ?」
バカラのグラスにアルコールをそそがれ、差し出される。
「いらない。」
女としてちやほやされるのがムカつく。
「酒が飲めないのか?だったら、練習のつもりで~」
「アルコール以外が良い。」
「そ、そうか?何が飲みたい?ジュースか?ウーロン茶か?」
「ビー玉が入ってる瓶のラムネ。」
「え!?」
「ないの?」
「い、いや、用意させる!おい、ビー玉が入ってる瓶のラムネを買って来―い!」
(用意させんのかよ。)
俺の・・・ミクさんのために、部下をパシらせる半グレの親分に残念な気分になる。
凛も不安そうに俺を見ていた。可愛い奴。
「あーあ、ラムネがくるまでイチゴでも食べよぉ~と♪」
「じゃあ、俺が食べさせてやるよ~!」
「いらない。はい、坊や、あーん♪」
「え!?」
「って、そっちに食わせるの!?」
〔★自分じゃなかった★〕


