納得できない百鬼は、土下座している3人を怒鳴りつける。
「ふざけんな、テメーら!俺様に家電を投げつけていいって言ってるだろう!?正当防衛で俺様にボコらせろ!」
「なに言ってんですか!?百鬼さん!?」
「凛助、ビデオ止めろ!こうなったらなぁ~!!」
「何する気ですか、百鬼さん!?ビデオは、あなたが画面に映った瞬間からきってますよ!」
「じゃあ、ボコっても記録されねぇな~!?」
「だめです!今すぐやめないと、録画ボタン押しますよ!?」
「チッ!!わかったよ!!」
説得(?)の甲斐あって、殺気を収める野獣。
それに呆れつつも、地面で固まっている男達に言った。
「こんばんは。」
「「「ご、ごんばんわ・・・・!」」」
「僕より年上みたいですけど、言わせてもらいますね。ここに勝手にごみを捨てるのは違法ですよ?わかりますよね?」
「「「ず、ずみばぜん・・・」」」
「僕らは、ここを監視委していたパトロールのものです。今から、責任者に連絡して、警察にも来てもらいます。つまりは、あなた方を警察に引きわー」
「俺様によこせよぉ~!凛助ぇ~!」
「・・・警察が嫌なら、この人に引き渡しますが?」
「「「警察でお願いしまーす!!」」」
「わかりました。」
拳をならしながら言う百鬼と、それを見ておびえる不法投棄犯を見ていたら頭が痛くなった。
(普通は、警察の方をいやがると思うんだけどな・・・。)
まぁ、抵抗されて暴れられたりされないだけマシかな?
早く会長さんに連絡して、警察に持って帰ってもらわないと・・・
〔★凛は回収を急いだ★〕


