目の前にはずっとずっと好きだった人がいる。緊張で手が震えて冷たい。声がうまく出せない。震えている。けれど大きく息を吸って、何度も練習したセリフを告げた。

「…っ好きです」

大学生になって約2年、ずっとずっと想いを寄せていた人に、今日告白しました。

「ありがとう。でもごめん。実希ちゃんのことそういう風には見れない」

そしてあっさりとふられました。