夏目さんがカードを出して会計が終わった。 お店を出て車に乗る。 「あの…良かったんでしょうか?ほんとに頂いちゃって…」 助手席からハンドルを握って運転している夏目さんをちらりと見る。 前を見ながら夏目さんは私に言った。 「だから言ったでしょ。独占欲強いって。」 でも… 私がまだ気にしているのが分かったのか、信号待ちで止まったのでこっちをニヤニヤしながら見てきた。 「まあ、どうしても、っていうならお礼にキスしてくれてもいいよ?」