でも、夏目さんは言ってくれた。 俺が責任取るから。その傷は、俺を体張って守ってくれた証だから、誇って。 って…。 嬉しかった。 だって、誰だってこんな大きな傷ついた女の子、きっと嫌だもの…。 それでも、夏目さんは責任を取ると、その傷を誇れ、と。 そして、 傷がついていても、どれだけ変わっても亜子は亜子だから、俺は亜子が好きだ って。 …いっぱい、いっぱい、 愛を伝えてくれた。 言葉にして。