「夏目さん危ないっ!!」 咄嗟的に私は夏目さんを守るのに必死で男と夏目さんの間に男に背を向けて入った。 …痛い。 背中切られたっぽい。 「亜子!」 夏目さんが私を抱き締めた。 夏目さんと一緒に来ていた2人がこっちに走ってきて、私を誘拐した男を縛り上げた。 「私の亜子になんてことしてくれてんのよ!ばか!!」 この声、麗奈…? 背中がジンジン痛む中、夏目さんはとても泣きそうな顔をしていて、麗奈は泣きながら救急車を呼んでいた。 そこまでしか、意識がなかった。