｢あんたって変わってるよな...嫌いじゃねえけど｣



｢素直になれって...あんた、俺に何言わそうとしてんだ。バカ...｣



｢名前で呼べって？ヤダよ。何でって...は、恥ずかし...いや、何でもない｣



｢あんた、グイグイ来る割には顔真っ赤じゃん。え、俺も？それは...不可抗力だ｣



｢俺の事好きって...聞き飽きた。たまには俺が言ったらダメなのかよ...いやいや！言わねえよバカ｣



｢あんたって、ほんと無防備だよな。見てるこっちが心配するよ...｣



｢なっ...何だよいきなりキスなんて。や、嫌じゃねえけど、何か...変な気分になるから｣



｢あんまこっち見んな。何か顔が熱くなるから｣



｢...今更、他のヤツ好きとか言わねえよな？｣



｢あんたさ、分かってて甘えて来てるだろ？何がって...ほんと鈍感なヤツ｣