泣きそうになるのをこらえて私は壁のついたてを超えたつもりだった。

でもバシン!勢いがすごかったのかどんな走り方をしたらそうなるのか、蹴飛ばしてしまい。

中からものすごい...

きゅっと目を瞑る。

あ、あれ?何も起きない。

目を開けると。

少しライトに照らされ真っ黒なフワフワの髪に...

あれ?目が青いし口からはキバも生えてる。
こ、これってヴァンパイア!?

「何壊してんの...」