私の体温、おかしいんじゃないのかな。

「芙ー優っ」

ぽんっと肩を叩かれ振り向く。

「玲央...」


玲央の顔見ただけで昨日の「俺の彼女の亜里沙」って笑ったときの顔が思い浮かぶ。


すんごい胸が苦しくなる。

でも玲央はそんな私の想いに気づくわけもなく。