「う、うん、大丈夫」 マナにも心配、かけちゃった。 「でも顔、真っ赤だよ」 だって如月くんの顔が頭から離れないんだもん。 あの熱っぽい瞳が頭から抜けないんだもん。 しかもしかも...ファ、ファーストキスだったし... 「だ、大丈夫!」 私は赤い顔を見られたくなくて小走りで自分の席に着いた。