「あっ、玲央くーん」


可愛らしい声がして女の子が来るのが見えた。


亜里沙ちゃんだ...。怜央のこと、迎えに来たのかな。

玲央は私から離れると亜里沙ちゃんの元へ駆け寄って。


「俺の彼女の亜里沙」って言ってニカってわらった。


こんな言葉、怜央から聞くことになるなんて。


目の前が真っ白になった。