「好きです!」 ええ!亜里沙ちゃんが告ってる!? 少し間が空いて。 「俺も好きだった」 って声が聞こえて。 聞き覚えのある声。 なぜだか心臓が騒ぐ。 亜里沙ちゃんの幸せそうな満面の笑みが聞き間違いじゃないことを示してる。 亜里沙ちゃん達が出てくる気配がして。 私は慌てて壁に隠れる。 手を繋いで歩いていく2人。