「いいじゃん、俺らとあそぼーよ」 馴れ馴れしく肩を組んでくる。 やめてよ。触らないで。 助けて。如月くんーーーーーー。 「その子に触らないでくれます?」 え? 怖くて瞑っていた目を強く開ける。 男達はチッと舌打ちすると私の肩を離してどこかへ行った。 「大丈夫?渡辺、さん」 そうやって手を差し出してきたのは。