「よかった...」 安堵のため息と同時にさらに涙が溢れ出す。 「如月くん...如月くん」 何度も名前を呼ぶ。 だってこうしてないと今すぐ消えてしまいそうで。 手をぎゅっと握る。 絶対離さないっていうようにずっと。 あのお祭りで如月くんが握ってきた時と同じように。