如月くんの病気のことを知ってからずっと。

私は毎日毎日欠かさず病院に通った。

雨の日もお休みの日も毎日毎日。


「雨の日くらい来なくてもいいのに...」


私は眉をひそめる如月くんにノートを手渡す。


「はい。これ今日の分!」


そう、全科目分のノート。