しばらくあたし達は沈黙に包まれた




「オイっ!!何黙ってんだ?シカトかよ!?」





かちーん



…………何この人!?
あたし泣いてんだけど!!??

そんなにヒドく言わなくてもいいじゃん!!




『何!?』

「何で泣いてんだって聞いてんだよ!!」

『アンタに関係ないでしょ!?』

「あぁ!?お前、またアンタって………」





―ドンッ―


「うわぁっ!!」



桐嶋 駿はイスから勢いよく落ちた



「いって〜お前ぇ!!」


『へへーんだ!』



逃げちゃえ★!

ひょいとベッドから下りてドアの方へ向かった





「っあ!逃げる気だな待て!!」