「あんたみたいな凡人が駿の彼女になれたこと祝ってあげるね」


キャップを開けて柚梨に投げつけた



跳ねたキャップは地面に叩きつけられた



柚梨は動じてなかった






「おめでとー‥‥!!??」



バシャッ




と中の水がかかったのは俺の背中



「駿‥‥何してんの!?風邪ひいちゃうじゃん!!!!」


柚梨は今にも泣きそうな顔をして俺を心配する


こんな状況でも俺の心配か‥




「そんな女庇うなんて馬鹿じゃないの!!??」



プツンと俺の中で何かが切れた





「そんな女?」



俺は女を睨みつけた


「そ、そうよ!馬鹿よ!!」


女は後ろに後退りをした


「ちょっと柚梨をお願いします」

「わかった」



と中谷先輩に柚梨をあずけた






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