「…なにしてんの」 女の声には似合わない低い声が聞こえ 目線を向けると如月瑠衣が目を覚ましたようだった 「…いーや。なんにもないけど」 ふ、と微笑んで返すと彼女はゆっくりと起き上がって俺をまっすぐに見つめた 「オレに関わるな」 はっきりと本当の男のように低い声で俺を睨む …へぇ。 男として振る舞うつもりですか。 けれど俺は怯まず彼女の細い手首をやんわりと包んだ 「…俺と付き合って。」