〜〜〜 3年前 〜〜〜

「しゅんちゃん!」
「美月!どうした?」
「美月のママは美月が産まれる時に死んじゃったの?」
「そうだなー。俺もわからないよ。」
「でも。美月が生まれる時に死んじゃったんだったら美月は生まれてこない方がよかった。今日もパパが泣いてた。パパ1人で泣くんだよ。美月にも何も言わないんだよ。」
「美月。生まれてこない方がよかったなんてこと無いんだよ?美月をお腹に授かった時美月のお母さんは癌のこと知っていたらしいんだよ?それでも頑張って生んだお母さん、美月がそんなこと言って今どぉ思ってるのかな?」
「でも!みつきが生まれて来なければ!」
「美月!お前がここにいなければパパは1人だぞ!?俺とも今ここでこうやってはなせてないんだぞ?」
「もういい!美月は誰にも話さないよ。もういいよ。」