素直になれたら...



高校一年生の冬___
あの日はすごく吹雪いていたのを、今でも覚えている



急いでさした折り畳み傘が、無機質な音をたてて折れ曲がった



...お気に入り、だったのに



傘をさすのを諦めて、鞄にしまった時だった





「もー、優太くん傘持ってないのー?」


「わざと忘れたんだよ」


「もぉ、ばかだなぁ~」