「田中、はよ終わらせてクレープ行くぞ!」



「ラジャー隊長!」



「はははっ!本当、ちょっと元気になったね」




山本くんはお腹を抱えて笑いだした。



ツボが浅いのかな?この人。




「早く終わらせなきゃ!クレープ!」



「そーだったそーだった」




そう言うとすぐに、沈黙が訪れ、ホッチキスの音だけが教室に鳴り響く。