3年後、あの約束の続き

『エリック、日本の展示会って5月だっけ?』

『そうだよ。アキラ、手伝ってくるかい?
 日本のマーケティングにも役立つと思っているけど、どうだい?』


展示会、なんて口実だ。

俺は彼女に会わなければいけない。
そして、確かめなければいけない。

‐『あの日』彼女達に何があったのか。



『そうだね。エリック、行ってくるよ』

『OK!OK!アキラならそう言うと思ったよ!はい!』
そう言ってまたドサドサっと資料が目の前に置かれる。

『君の日本でのノルマだ。
 特に営業部の改革は大変だけど頑張ってね!!』

わざとらしくウインクをして去っていくエリック。
少し、いややっぱりかなりムカつくのは気のせいではない。



とにかく、だ。
ようやく彼女の居場所がわかった。


ようやく俺は‐彼女に会える。