3年後、あの約束の続き

いつの間にか、俺はこの会社でかなり出世していた。
(エリック曰く『僕らの相性が良かった!』いや、ふざけるなと言いたいが)

ただエリックは、随分俺に親身だった。ふざけてる分ぐらいは。
『父と一緒に日本に戻るのが希望』と言うと「OK!OK!No problem!」と返事するぐらい。
軽いけど。

『その時期に日本に戻りたいんだったら、このプロジェクトをアキラに授けよう!』
そう言ってエリックからプロジェクトも引き継いだ。責任者はエリックだけど。
俺に振る口実かと思ったが、確かに終了時期は帰国希望の時期と一緒だ。

『それをやり切れば日本でもアキラの名前が知れるだろう。
いや、既に僕が有名にしていたよ!アキラは僕に借りがある!HAHA!!』

『エリック、あなたもでしょう』


相変わらず仕事はできるが、ふざけてばかりいるエリック。
なぜか俺ばかりとばっちりをくらっていたが、まぁそれなりに恩恵は受けていた。
『堅い部下と柔らかい上司だと、うまく会社が回るんだよ』となぜか色んな人に慰められながら、エリックとうまく調和を取って仕事していた。