父の研究を手伝ったりあの一家を探す以外は、ごく普通の大学生活を送っていた。
特にガブリエウと友達になってからは、普通に女の子とも遊べるようになっていた。
たまにルーツがラテンの人に「何でだ!仲間だろ?!」と言われるぐらい地味な存在ではあったが。
当たり前だが俺はラテンの血は一滴も流れていない。
あの一家を諦めよう。
そう思わなかったのか?と聞かれても、NOとは言い切れない。
ここはアメリカで、あの狭い『あの町』ではない。
色んな人が居て、色んな人と知り合う。
女の子と2人で食事をしたり、遊びに行くこともあった。
でも、そんな時に決まって見る夢がある。
『あの日』の病室の光景。
目の前には包帯を体中に巻いて、横たわる彼女。
ここにいてはだめだ。
彼女が連れ去られてしまう。
俺は彼女を抱えて病院の出口に向かう。
誰も居ない廊下を、ひたすら出口まで歩く。
あともう少し、あと1歩・・・
でも、いつも『あと1歩』の所で、目が覚める。
彼女は俺を苦しめ続ける。
それは彼女自身なのか、俺らを引き裂いた何かなのか、よくわからないまま。
彼女に拘る俺を、ガブリエウは「First love curse」だと言った。
『初恋の呪い』
俺にぴったりな言葉。
また「Me too」とも。
結局ガブリエウを嫌いになれないのは、こういう所なんだろうなと思う。
特にガブリエウと友達になってからは、普通に女の子とも遊べるようになっていた。
たまにルーツがラテンの人に「何でだ!仲間だろ?!」と言われるぐらい地味な存在ではあったが。
当たり前だが俺はラテンの血は一滴も流れていない。
あの一家を諦めよう。
そう思わなかったのか?と聞かれても、NOとは言い切れない。
ここはアメリカで、あの狭い『あの町』ではない。
色んな人が居て、色んな人と知り合う。
女の子と2人で食事をしたり、遊びに行くこともあった。
でも、そんな時に決まって見る夢がある。
『あの日』の病室の光景。
目の前には包帯を体中に巻いて、横たわる彼女。
ここにいてはだめだ。
彼女が連れ去られてしまう。
俺は彼女を抱えて病院の出口に向かう。
誰も居ない廊下を、ひたすら出口まで歩く。
あともう少し、あと1歩・・・
でも、いつも『あと1歩』の所で、目が覚める。
彼女は俺を苦しめ続ける。
それは彼女自身なのか、俺らを引き裂いた何かなのか、よくわからないまま。
彼女に拘る俺を、ガブリエウは「First love curse」だと言った。
『初恋の呪い』
俺にぴったりな言葉。
また「Me too」とも。
結局ガブリエウを嫌いになれないのは、こういう所なんだろうなと思う。



