どれだけ走ったのか覚えていない。
ただひたすら走って、言われた病院まで到着した。
一目散に救急の窓口まで走る。
「あの、すいません。火事にあった女の子は?渡邊という子は?」
「あなたはお友達?ご両親の連絡先がわからなくて…」
「わかります。待ってください」
すかさず手帳を取り出して、おばさんの携帯電話を伝えた。
すると丁度、処置が終わった彼女が目に入る。
「とりあえず救急病棟に移動する」とのことだったので、俺も着いて行く。
行く途中、看護士さんから色々聞かれた。
俺はできる限りの情報を、提供した。
彼女の名前、年齢、住所、家族構成・・・。
そして病室に到着すると、若そうな医師がこう言った。
「火傷の痕は治らないかも知れない。背中に傷もあるみたいだし・・・」
背中に傷?
そんなもの彼女には無かったはずだ。
でも目の前には、体中に包帯が巻かれた彼女が居る。
紛れもない、大切な彼女が。
ただひたすら走って、言われた病院まで到着した。
一目散に救急の窓口まで走る。
「あの、すいません。火事にあった女の子は?渡邊という子は?」
「あなたはお友達?ご両親の連絡先がわからなくて…」
「わかります。待ってください」
すかさず手帳を取り出して、おばさんの携帯電話を伝えた。
すると丁度、処置が終わった彼女が目に入る。
「とりあえず救急病棟に移動する」とのことだったので、俺も着いて行く。
行く途中、看護士さんから色々聞かれた。
俺はできる限りの情報を、提供した。
彼女の名前、年齢、住所、家族構成・・・。
そして病室に到着すると、若そうな医師がこう言った。
「火傷の痕は治らないかも知れない。背中に傷もあるみたいだし・・・」
背中に傷?
そんなもの彼女には無かったはずだ。
でも目の前には、体中に包帯が巻かれた彼女が居る。
紛れもない、大切な彼女が。



