更に1年が経って、ついに『あの日』をむかえる。
高校1年の時に、父と大喧嘩をした。
『姉ちゃんと一緒に帰国して受験に備えたい』俺と『こっちの高校を卒業して帰国子女枠で入学』を勧める父との対立。
実際姉ちゃんは帰国子女枠で悠々と志望大学に合格した。
名前を言えば「すごい」と言われる学校だ。
俺は特に大学の目標もなく、ただ『彼女の近くに居れる場所』であれば良かった。
どっちにしろ、あの町から通える大学は少ない。
父も大学には新幹線で通勤していたし、大抵は首都圏の大学に進みあの町を出ていく。
散々喧嘩し、結局俺は負けた。
それでも「まぁ1回ぐらいは日本に帰りなさい」という父の言葉で、1度帰国することになった。
俺に与えられた時間は、2日間。
彼女にそう伝えると「今度こそ、未来の話をしよう」と。
あの時出来なかったら未来の話。
今度こそ、彼女と話そう。
一緒にいるはずの、未来の話。
‐今度こそ、彼女を連れて出ていこう。
俺らの未来は、すぐそこまできている。
はずだった。
高校1年の時に、父と大喧嘩をした。
『姉ちゃんと一緒に帰国して受験に備えたい』俺と『こっちの高校を卒業して帰国子女枠で入学』を勧める父との対立。
実際姉ちゃんは帰国子女枠で悠々と志望大学に合格した。
名前を言えば「すごい」と言われる学校だ。
俺は特に大学の目標もなく、ただ『彼女の近くに居れる場所』であれば良かった。
どっちにしろ、あの町から通える大学は少ない。
父も大学には新幹線で通勤していたし、大抵は首都圏の大学に進みあの町を出ていく。
散々喧嘩し、結局俺は負けた。
それでも「まぁ1回ぐらいは日本に帰りなさい」という父の言葉で、1度帰国することになった。
俺に与えられた時間は、2日間。
彼女にそう伝えると「今度こそ、未来の話をしよう」と。
あの時出来なかったら未来の話。
今度こそ、彼女と話そう。
一緒にいるはずの、未来の話。
‐今度こそ、彼女を連れて出ていこう。
俺らの未来は、すぐそこまできている。
はずだった。



