3年後、あの約束の続き

中学生になると俺ら2人は、別々の学校に通っていた。
彼女は姉ちゃんと一緒の学校に行きたいという夢を叶え、女子校へと進学。
姉ちゃんに聞く限り、友達もできて楽しそうだとも聞いていた。

俺はなるべくレベルが高い学校を受験して、少し遠い男子校へ通うことになった。
これもいつか、彼女を連れて行くためだ。


勉強に疲れたら彼女の家に行き、彼女のベッドでくつろぐ。
いつか俺は、彼女と一緒のベッドで、彼女と夜を過ごすことになるのだろうか。
朝目覚めると、彼女が隣で眠っていたりするのだろうか。

そんな他愛ない妄想をしながら、彼女の帰りを待っていた。


今になって思うけれど、あと出発が1、2年遅かったら‐彼女を無理矢理ベッドに引きずりこんでいたかも知れない。
引きずりこんで、無理矢理押し倒すぐらいのことはしていただろう。

気弱な優しい彼女のことだから、きっと俺を拒めない。
そのまま静かに嫌われるよりかは、この時期に離れて良かったのかも知れない。

会えない時間はそう思うことで、唯一の慰めにしていた。