3年後、あの約束の続き

ばあばが亡くなり、ますます彼女に依存するようになった。

毎日彼女と遊んで、週末には姉ちゃんと彼女の家に入り浸る。
小学生に上がる頃には、彼女の母親から「将来のお婿さんね」と言われるようになっていた。
だった遠慮しなくていいか、とも。


2人の関係は変わらない‐だけど、徐々に周りは変化していく。

気弱な彼女は、いじめにあうようになる。
クラスの女子は、何もかもを彼女に押し付けた。
日直の仕事、委員の仕事、グループでの宿題に至るまで。

彼女は優しくて、誰よりも思いやりをもっている子だ。
だから‐断ることができない。
いつも教室で泣き顔を浮かべて、黙々と取り組んでいた。


俺は彼女を探して、取り上げる。



彼女のヒーローは俺だ。
そんな使命感に駆られていた。