ふと後ろを見ると、橋本がこっちに来ている。
「渡辺、ほらアウトレットの資料まとめたやつ。先月からの」
そう言って橋本が資料を私の机に置く。
ちなみに橋本は主に直営のアウトレット店の管理をしている。
「ありがと。さすが早いね」
そう言うと、橋本はしゃがみ小声で私に耳打ちする。
「瀬崎さん、やりづらそうだけど大丈夫?」
大丈夫じゃない、と言いたいのは山々だ。
「ま、何とかやりますよ」
表情を崩さずに、そう返事する。
「おふたりさま、何を話してるんですか?」
席に戻る章が(おそらく)営業用スマイルを浮かべて、私と橋本の肩を叩く。
「瀬崎さん、渡辺さんのことお気に入りですね」
橋本が立ちあがって言う。
章はまた営業用(であろう)スマイルを浮かべて
「女王の氷が溶けるのに興味あるんですけどねぇ。橋本さんもそうじゃないです?」
橋本はふっと笑った。
「4年間、溶けたところ見たことないですよ」
「渡辺、ほらアウトレットの資料まとめたやつ。先月からの」
そう言って橋本が資料を私の机に置く。
ちなみに橋本は主に直営のアウトレット店の管理をしている。
「ありがと。さすが早いね」
そう言うと、橋本はしゃがみ小声で私に耳打ちする。
「瀬崎さん、やりづらそうだけど大丈夫?」
大丈夫じゃない、と言いたいのは山々だ。
「ま、何とかやりますよ」
表情を崩さずに、そう返事する。
「おふたりさま、何を話してるんですか?」
席に戻る章が(おそらく)営業用スマイルを浮かべて、私と橋本の肩を叩く。
「瀬崎さん、渡辺さんのことお気に入りですね」
橋本が立ちあがって言う。
章はまた営業用(であろう)スマイルを浮かべて
「女王の氷が溶けるのに興味あるんですけどねぇ。橋本さんもそうじゃないです?」
橋本はふっと笑った。
「4年間、溶けたところ見たことないですよ」



