長い廊下はパタ、パタと歩く音が響く。
ヒールの靴ではないけれど、この廊下は靴の音がよく響く。
長い廊下の終わりが見えてきた。
そこの角を曲がれば‐エレベーターホールはすぐそこだ。
相変わらず廊下はパタパタと音を立てている。
でも‐あれ?
違和感がして、1度立ち止まる。
すると‐遠くからパタ、パタという音が聞こえる。
‐まさか。
普通に考えれば、きっとテナントの人が帰るんだろう。
それでも、嫌な予感がする。
足音が聞こえなくなり、無音があたりを包む。
嫌な予感は抑えられず、私はゆっくりと足音がした方向へ振り返る。
(嘘・・・)
振り返った先、50メートル後方、ある男の人が立っていた。
ガリガリの体型。黒いTシャツ姿に黒い帽子。
『あの日』と同じ姿の、『あの人』
そして『あの日』と同じ‐手にはナイフ
ヒールの靴ではないけれど、この廊下は靴の音がよく響く。
長い廊下の終わりが見えてきた。
そこの角を曲がれば‐エレベーターホールはすぐそこだ。
相変わらず廊下はパタパタと音を立てている。
でも‐あれ?
違和感がして、1度立ち止まる。
すると‐遠くからパタ、パタという音が聞こえる。
‐まさか。
普通に考えれば、きっとテナントの人が帰るんだろう。
それでも、嫌な予感がする。
足音が聞こえなくなり、無音があたりを包む。
嫌な予感は抑えられず、私はゆっくりと足音がした方向へ振り返る。
(嘘・・・)
振り返った先、50メートル後方、ある男の人が立っていた。
ガリガリの体型。黒いTシャツ姿に黒い帽子。
『あの日』と同じ姿の、『あの人』
そして『あの日』と同じ‐手にはナイフ



