「お母さん?何?」
ふぁーと欠伸をしながら聞く。
お母さんは「ごめんねー寝起きだったねー」とマイペースだ。
「章くんも近くに居る?」
言ってる側から章がリビングにやってきて、テレビを付けた。
「居るよ。スピーカーにするから章にも聞こえるようにする」
私は章の隣に座って、スピーカーをオンにした。
「あのね、弁護士の先生に連絡を取ってみたの。するとやっぱり大旦那様は覚えていたらしいのよ」
「大旦那さまって?」
ちょうど章が聞いた瞬間‐大旦那様がテレビに映ったので指差す。
「あっ・・・」驚く章は心当たりがあるらしい。
「で、一応は保留ってことにはなってね・・・大旦那様、今大変でしょう・・・だから・・・えっとね・・・」
お母さんは言葉を濁すけれど、まあ言いたいことはわかる。
今目の前で流れているニュースは『野党の幹事長が賄賂?秘書官が辞任か?!』というスキャンダルな内容だ。
「わかったお母さん、一応周りにも警戒しとくから、ありがとう」
お母さんの声は少し不安そうだったけれど
「うん、何かあったら言ってね。大丈夫だからね」
それだけ言って、電話を切った。
ふぁーと欠伸をしながら聞く。
お母さんは「ごめんねー寝起きだったねー」とマイペースだ。
「章くんも近くに居る?」
言ってる側から章がリビングにやってきて、テレビを付けた。
「居るよ。スピーカーにするから章にも聞こえるようにする」
私は章の隣に座って、スピーカーをオンにした。
「あのね、弁護士の先生に連絡を取ってみたの。するとやっぱり大旦那様は覚えていたらしいのよ」
「大旦那さまって?」
ちょうど章が聞いた瞬間‐大旦那様がテレビに映ったので指差す。
「あっ・・・」驚く章は心当たりがあるらしい。
「で、一応は保留ってことにはなってね・・・大旦那様、今大変でしょう・・・だから・・・えっとね・・・」
お母さんは言葉を濁すけれど、まあ言いたいことはわかる。
今目の前で流れているニュースは『野党の幹事長が賄賂?秘書官が辞任か?!』というスキャンダルな内容だ。
「わかったお母さん、一応周りにも警戒しとくから、ありがとう」
お母さんの声は少し不安そうだったけれど
「うん、何かあったら言ってね。大丈夫だからね」
それだけ言って、電話を切った。



