男は勝手に歩いていくが私は何をしたらいいかわからない状態


「おい、さっさと歩け」


「あ、うん」


歩いて15分で着いたところは


高層ビルのなかでも一段と目立っているマンション



慣れているかのようにロックを解除し中に入っていく


私もそれについてき3階の1室に着いた。


ガチャ

「入れ」


「お邪魔します。」


バサッ


無造作に来ていたジャケットとカバンをソファに投げた。


「お前あそこで何してたんだ?」


タバコに火をつけ吸う。


その一連がかっこよく見惚れてた


ふと、その鋭い目で睨まれ現実に戻される


「仕事探してた」


「ふぅーん、なんで?」