「先輩、今日、何の日か知ってます?」 「…やめろ、由奈。」 涙を浮かべる先輩に私は首を振る。 「1ヶ月記念日ですよね。 私、とっても楽しかったです。 一生忘れません。」 「由奈、やめろ…お願いだから。」 「先輩ー。」 「…ゆな、言わないでーー。」 「別れましょう。」