「もう…やめましょ。



私、裕翔先輩に聞いてみます。



なので、教えてください。



崖から落ちそうな裕翔先輩と金沢先輩がいたとします。



そこに私と優奈先輩が通りかかった時、どちらを助けますか?



そして、どちらを私に助けさせますか?」



分かってる。




話していてわかった。



優奈先輩が辛かった事。



本当に、今は金沢先輩を思っている事。


金沢先輩に気持ちが向いてしまったのは、私のせいだって事。