「…わかった。」


なぜこの選曲なのかは
私には全くわからなかったけど、
まぁ嫌いではないし、いいか。


いつも通りの
ひんやりした鍵盤、
黒光りするピアノ。



ただ、唯一違うのは
君が側にいること。



こんな些細なことが
私の人生を変えるだなんて、
微塵も思っていなかったんだ。