桜の咲く頃、もう一度君に恋をする。

「トウマ君...私、今日、わがままばっかり言ってごめんね」

「全然!気にしてないよ」

「私、誰かとこういうとこに来るの久しぶりだったから」

そうだったんだ...


「それじゃあ、デート場所を遊園地にして良かったじゃん!」

「うん、ありがとう」



「そろそろてっぺんだね」

「そうだな」

「そういえば、ここの観覧車ってジンクスあるんだって」

「何それ」

「この観覧車のてっぺんで...キスすると永遠に一緒にいられるっていう」

「へー...」

「ま、まぁ、私たちには関係ないけどっ!」


...キス...か。




「てっぺん着いたよっ!トウマ君!」

「...」

「トウマ君?」

「目、閉じて」

「え?...んっ」

唇に、トウマ君の唇が重なる。


「...んで」

「え?」

「何で好きじゃないのにキスするの?」


「...キス、したくなかったの?」

「ファーストキスだったのに」