桜の咲く頃、もう一度君に恋をする。

なんとか着いたけど、トウマくんどこだろ。


「待ち合わせよりより10分早いし、いないか」


「りーおちゃん!」

「トウマ君?!来るの早いね」

「あー、走ってきたから」

「トウマ君らしいかも」

「何それ」



「じゃあ、行こっか!」

「あ、チケットは?」

「予約済みでーす」

「さ、さすが」

「ほら、行くよ?」

トウマ君は、私の手を握ってくれた。

「あ、うん」

トウマくんは私のこと好きじゃないのに。


期待しちゃうじゃん。