それはどれも些細な出来事だった。
陰口を言われたこと、消しゴムを貸してそのまま帰ってこなかったこと。
誰でも1度は経験した事のあるようなことばかりだ。
けれど、その1つ1つを思い出す度にあたしの中に眠っていた怒りが蘇って来る。
すでに忘れていたような記憶まで掘り返し、ルーズリーフはすぐに一杯になってしまった。
「小学校1年生の頃にね、2年生の男の子にイジメられてたの」
あたしはルーズリーフに書いて行った出来事を思い出しながら、そう言った。
「そうなんだ」
「小学生のイジメだから大したことはないけれど、でもね……蛇の死骸を踏まされたことがある」
あたしの言葉に花音の表情が歪んだ。
陰口を言われたこと、消しゴムを貸してそのまま帰ってこなかったこと。
誰でも1度は経験した事のあるようなことばかりだ。
けれど、その1つ1つを思い出す度にあたしの中に眠っていた怒りが蘇って来る。
すでに忘れていたような記憶まで掘り返し、ルーズリーフはすぐに一杯になってしまった。
「小学校1年生の頃にね、2年生の男の子にイジメられてたの」
あたしはルーズリーフに書いて行った出来事を思い出しながら、そう言った。
「そうなんだ」
「小学生のイジメだから大したことはないけれど、でもね……蛇の死骸を踏まされたことがある」
あたしの言葉に花音の表情が歪んだ。



