夜が朝にを染まるまで



「結構です。ほら、陽咲学校行くよ」
「え!でも!ぁぅぅ……」

陽咲の手を取ろうとしたわたしの腕をその男は無理やりつかんだ

「え?なんですか?」
「おめぇ、かわいくねぇな、まぁ、いいや、よこのおまえ、お前はどうなんだよ?俺の後ろに来るよな?」

そう言って陽咲を強く睨み付けている

「え、わたしは…ぁぅぅ……」

陽咲が困っているのを見てわたしの怒りは沸点を越した

「ねぇちょっと、さっきからきいてればなんなのあんた、何様のつもり?誰構わずあんたのあとついてくると思ってんの?だいたいぶつかってきたのそっちじゃないの?しかもなに?俺の後ろに来るか?って自意識過剰にもほどがあるわ!崖の橋で蹴られろ!」

そう言って男にきびすを返した、陽咲は相変わらず怯えているようでわたしはその腕を強く引っ張って学校に急いだ


「……ッチ!なんだよあの女……」