ドンッ!
「いてっ……」
突然の衝撃に振り返ると、嫌いなものを口に詰め込んだような顔をして、眉間にシワを寄せた男がたっていた。
なんか、ご機嫌斜め……?
「ってぇな、」
「え?」
「いてぇっつてんの、つか、人にぶつかってなんか言うことねぇの?」
「え、あ!ごめん……?」
いや、ぶつかってきたのそっちじゃ?
「てか、さっきから俺の事見つめてるけど、俺の事好きなの?そんなに好きなら俺の後ろに並べよ?大歓迎だぜ?」
振り替えるとそこには大勢の女生徒が……
「え?いや、えっと……」
「え?なに?照れなくていいっつの、別にいまさら何人増えても変わんねぇし。ほら、さっさと並べよ。」
なんだかよくわからないけど、関わるとめんどくさいことになりそうだから早く行こう。
