徹「ふっふーん!おっじゃまっしまーっす!!」


やはり来たかザコめ。


ざわざわ

「えっ?!理事長?!?!?」

「なんでこんな所に?!?!?!?!」

「嘘、だろ?!」

翔「阿呆って……まさか……」









愛「いらっしゃい♪とーる!((黒笑」


そう言うと教室中パニくる。

勿論徹も。



「理事長を呼び捨て?!」

「蝶華の先代だぞ?!」

「あいつ、殺されるな!!」


徹「え、え?? な、何??」


ニヤリと笑う。


「? あ、愛n…」


私は瞬時に徹の口を抑える。


愛「俺の名前は城ヶ崎悠ですよぉ?名ばかりの り・じ・ちょー?」

徹「あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁぁあああすいませんすいませんすいませんすいませんすいません!!!!!!」


私は最初の自分の名前のところだけ小声で言う。


愛「"愛乃のところ行っちゃおっかな?"」

徹「え……??」


徹は戸惑っている。


愛「"よし、行こ!"」

徹「え、嘘……?」


気づき始めたようだ。


愛「"思い立ったらすぐ行動♪"」

徹「えっあっんっ? へっ??」


そしてやっと気づく。


徹「ゆ、悠、まさか!! "また"!!」


私はフッと笑い、徹を見下して言う。


愛「まーた気づかなかったのかな〜? 盗聴器"ぐらい"すぐ気づけないのに9代目ほんとに務まってたのぉ〜??」


務まることは務まるけど9代目はほぼほぼ私が援助し、影から支えてきたからな~。


愛「俺がめんどくさい事嫌いだって知ってるよねぇ??」


翔真は既に我が身守ろうと後ずさりしている。


徹「あ、あの…その……」

愛「知ってたのに、来たの??」

徹「い、いや…えっと……」


私は鼻で笑い、言い放った。


愛「今度めんどいことしたら、家来い。歓迎してやるよ」


私が怒っている時に家にお呼ばれされるという事は家で半殺しにされるという事を徹は分かっているだろう。


徹「ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"!!!!!!! 翔真ぁ!! 助けてぇ!!!!!!」

翔「さよならだ、徹」


徹の助けも聞き入れずに合掌をする翔真。


愛「まぁ落ち着けー。次だから。つ、ぎ」


徹は青ざめて逃げていった。

ざまぁwwww

私は唖然としているクラスメイトの前で翔真に言う。


愛「挨拶もできたし、今日仕事少ないけど帰るね」


そう。今日は仕事が少ない(嬉)

組長も社長もやってるし、いつもはそこそこあるんだけどな。


今日は…

組の会合と会社の書類打ち込み、次の商案の提示、

族潰し3件に組潰し2件。

それと殺しの依頼20人に倉庫にも顔を出さないと。

私はいそいそと帰る準備をする。

寮の鍵は前もって徹に貰ってるし、寮に帰ったらすぐに出るか。


翔「が、頑張れ……。」

愛「おぅ!終わったら寝る!!!!!」


今の私は生き生きとしているだろう。

だって仕事が少ない。



少ない!!!!!!!!!!


移動も合わせて12時間くらいで終わりそうだ!!


会合が6時間、会社の仕事は3時間、族潰し40分に組潰し50分、殺しは1時間半、あとは倉庫に顔出し!

今日は調子も良いし!